検査の結果
2回目の検査入院「終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG検査)」から20日程後、事前に予約してある時間に結果を聞きに行きます。結果次第で、CPAPを継続して使用するのかどうかが決まると思われます。
渡される検査結果を印刷した用紙には、次のようなデータが記載されています(1回目と同じです)。
・無呼吸指数、閉塞型・中枢型・混合型の各回数、低呼吸指数、無呼吸低呼吸指数(単位はそれぞれ、回数/h)
・無呼吸最大持続時間、低呼吸最大持続時間、無呼吸平均持続時間、低呼吸平均持続時間(単位はそれぞれ、秒)
・血中酸素飽和度SpO2の平均値、最低値(単位はそれぞれ%)
・検査時間TRT、実質睡眠時間TST(単位はそれぞれ分)、睡眠効率(単位は%)
・いびき(単位は分)
・仰向け、うつ伏せ、左向き、右向きの各時間(単位は分)
1回目の検査で指摘された項目、無呼吸低呼吸指数(回数/h)と、血中酸素飽和度について、CPAP着用でどうなったか説明されます。
結果は、無呼吸低呼吸指数は、30回以上で重症のところ41回だったのが0.6回に大幅減!
血中酸素飽和度は90%以上でなければならないところ87%だったのが94%に改善。どちらもとても良い結果になりました。
今回 | 前回 | |
---|---|---|
検査時間(分) | 475 | 540 |
実質睡眠時間(分) | 315 | 340 |
睡眠効率(%) | 67 | 63 |
無呼吸低呼吸指数(回数/h) | 0.6 | 41 |
血中酸素飽和度(%) | 94 | 87 |
閉塞型(回数/h) | 0.6 | 33 |
中枢型(回数/h) | 0 | 0.5 |
混合型(回数/h) | 0 | 1.0 |
いびき(分) | 0 | 5 |
使用データの定期チェック
同時に、直近1ヶ月間のCPAP使用データも渡されます。これを受け取るのは3回目です。
前回の診察から、検査入院を挟んで2ヶ月近く経過していますが、渡されるデータは直近の約1ヶ月分だけのようです。
せっかくなら全データが欲しいのに・・・
直近のデータ | 前回のデータ | 初回のデータ | |
---|---|---|---|
使用された日数の割合(%) | 96.7※ | 100 | 79 |
平均使用時間(h:m) | 5:35 | 2:35 | 3:30 |
規定時間以上使用日数(日) | 27 | 4 | 4 |
規定時間以上使用率(%) | 90 | 13 | 21 |
AHI 無呼吸低呼吸指数(回数/h) | 3 | 3 | 3 |
HI 低呼吸指数(回数/h) | 1.5 | 2 | 1.5 |
AI 無呼吸指数(回数/h) | 1.5 | 1 | 1.5 |
※使用日数の割合は96.7%、装着しなかったのは1日ですが、これは検査入院したためなので実質100%です。
平均使用時間は約5時間半。2か月前は2時間半くらいだったので大幅改善を達成!
規定時間以上使用した日数は27日になりました。2か月前は4日しかなかったのが嘘のようです。
無呼吸低呼吸指数AHIは3回数/hくらいで、先生にも「すばらしいです」と言われました。
これだけ結果が良かったので、前回の診察時にテスト的に眠剤を処方されたことも、まるでなかったかのように話題に上がりませんでした。
薬を減らせてよかった。
今後について
CPAPを着用した「終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG検査)」の結果により、無呼吸低呼吸指数AHIが大きく改善し、効果が認められました。そして、問題だった規定時間以上使用率の低さも解消できました。これで、CPAPを継続して使用することが決定です。
紹介されたこの病院には5回通院し、検査入院を2回しましたが、これで終了になります。
今後は、元のかかりつけの病院での管理になるそうです。毎月の通院先が変わるだけで、使用状況の確認と、CPAPのレンタル代を支払う流れは同じです。
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